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5.高音に慣れるためには

自然な高音を、ある程度安定して発声するためには「慣れ」が必要となります。
裏声が不自然な原因も慣れの不足にあり、慣れていないためについ力が入って引き攣った声になってしまうわけです。
(原因は他にもありますが、まずは慣れる事が重要)

裏声などが難しいというかたにおススメの練習方法として、いつもより少し高い声で発声練習をするという方法があります。
人間は日常的にある程度の高音を無意識に出しています。つまりその音域までは、出そうと思えば出せるのです。特に、いつもしゃべっている地声より少し高い程度の音域でしたら、練習しなくてもすぐにでます。

出すだけなら簡単なのですが、問題はそこから。喋ろうとすると、いきなり低音に下がってしまう事が多いのです。高音が出せるのと喋れるのとは大きく違います。いきなり高い声で喋ろうとしても難しいですので、高音に慣れていない人は、まずは少しだけ高い声から。

いつものしゃべる声より少し高い声で安定して喋れるようになるまで練習すると、だんだん高音に慣れてきます。最初は1〜2音程度でも大丈夫です。積み重ねていけば、1オクターブ上の音域でも普通にしゃべることが出来るようになります。
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2013年8月8日