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1104.鏑木清方と江戸の風情展

ゲスト様のさやかさんと一緒に千葉市美術館にて開催中の企画展「鏑木清方と江戸の風情展」に行きました。鏑木清方は明治~昭和にかけて活躍をした、穏やかで美しい表情・仕草の美人画を多く描いた日本画家です。江戸をしのばせるノスタルジックさも魅力的で、透明感のある色彩に心が癒されます。



大変人気のある画家で毎年どこかの美術館で企画展が開催されているかも。挿絵も手掛けていたので作品数も多く、行くたびに新しい作品を鑑賞できるように思います。
今回の千葉市美術館の展示作品は、タイトルにあるように江戸の風情がテーマ。当時の女性の生活をリアルに、そして美しく描いた作品は、色っぽくて情緒があって本当に素敵です。作品を見ていると、私も着物を着たい気分になりました。

千葉市美術館は建物の構造に特徴があります。千葉県中央区役所との複合施設にあるのですが、ビルの1~2階の「さや堂ホール」はルネサンス様式で作られた旧銀行。まるで神殿がビルの中にすっぽり納まっているような佇まいです。



美術館の上にあるレストランは高層階にあるので、そこから街を眺めながらお食事を頂いたら気持ちが良さそうです。今回はレストランの営業時間に間に合わなかったので、再度さやかさんと千葉市美術館にと行く機会があれば伺ってみたいです^^

千葉にて江戸に思いを馳せるひとときでした。
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2014年10月9日