★pao★
(女性求人情報誌)から抜粋


記者 美寿羽さんは横浜で女装サロンを経営なさっているようですが、
そのきっかけは何だったのですか?
美寿羽 もともと女装が好きで、私の周りにも女装っ子さんが何人かいたんです。
そんなお友達の話を聞くうちに、みんなのお手伝いが出来る事がやりたいな
とおもって始めました。
それに加えて、私自身もコスプレなど、変身願望が強く、将来はそのような
お店に就職したいと考えていました。
実際に社会に出てみると、私が働きたいな〜と思うお店が無く、それなら
作っちゃえー!と(苦笑)
記者 あくまでも女装店にこだわったわけですね。
美寿羽 変身するなら女装が一番です。がらっと変わってしまいますものね。
「笑っていいとも!」の彼氏が彼女に着替えたらがいい例ですね。
本格的に女装を施すと、男性は見違えるほど美しく変身します。
記者 お店はどのような点で気を配っているのですか?
美寿羽 まず、女装で困っている方がいたらいくらでもアドバイスをしよう!が
もっとうです。アルテミスに来店されるお一人お一人が市内を普通に
女性として歩けるように仕上げると共に、お客様自信で女装が出来るように
アドバイスをすることを心がけています。
記者 男性が女性に変身するということは、かなりハイレベルな知識が必要に
なってくるのでしょうね。今日はそのあたりを聞きたいです!
美寿羽 そうですね…まずは人の前に進んで出ることだと思います。アルテミスに
お越しになる皆さんはスタッフを見本にする方もいらっしゃいます。
そのため、私はもちろん各スタッフに対しても常に女性らしいプロポージョン、
仕草、メイクなど気をつけるようにしています。
誰かの視線を感じることを怠るとどうしても美に対して怠慢になります。
他の方に見られているのだという程よい緊張感を大切にしたいですね。
記者 働く先輩として、女性読者にアドバイスをお願いします。
美寿羽 自分のビジョンをしっかり持って、本当にやりたいことを見つけることです。
妥協をして仕事を選んでしまっては長続きはしません。どんな職業でも仕事
とは厳しいものです。ですが、目標をはっきり持っていればどんな困難でも
乗り切ることが出来るはずです。自分の得意分野で気疲れせずにのびのびと
お仕事をすることが一番です。
そもそもお仕事とは楽しいものです。ひとのために、そして自分のために。
いきいきと自分らしくいることが出来る空間を探して欲しいですね。
記者 そのとうりですね!今日はありがとうございました。