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49.鼻の活用

鼻を活用することによって、声質はぐっと良くなります。また、鼻を使った練習も有効です。

鼻の活用の1つとして、鼻腔(鼻の奥の空間)を使う発声方法があります。鼻腔は意外と大きな空間なので、この空間に声を通すことで響きがよくなり、大きな声も楽に出すことができるようになります。

高音や腹式呼吸の練習にも、口を閉じて鼻から発声したほうがやりやすい方が多いです。無理矢理口から声を出している人は、鼻から声を出すことがほとんどできません。まずは鼻から声を出して、そのあとで口をひらくと、高音もスムーズに出しやすくなります。

歌にも、鼻歌が有効です。
鼻歌で出来るだけ軽く、適当に「ふんふ〜ん」と音程を取るのです。実は、口を動かして歌詞を歌うのは難しい事だったりします。鼻歌でうたえない曲は、口を動かしたらもっと歌えません。鼻で出ない高音などは、口からはもっと発声しづらいのです。まずは鼻歌で安定して歌えるように練習してみましょう。
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HP掲載:2014年2月24日
文章作製:2013年11月19日