▼Diary archive
コラム HOME女声コラム トップページ> 48.ダメージの回避


0
48.ダメージの回避

喉へのダメージは、声を出す上では常に気になる事です。そこで、今回はダメージを受けづらくするコツをいくつか。

まずは出来るだけリラックスすることです。これはこれで、ある意味難しいのですが…
喉へのダメージは、必要以上に力が入る事で発生しますので、必要最小限の力で発声していればダメージも最小限に抑えられます。
極端な話、ほっと一息ついた時の「ふ〜」のような、ふと出る声などはダメージが最少と言えます。

しかし実際に人と会話をしたり歌をうたったりすると、無意識に力が入ることはよくあります。出来るだけ肩を楽にして、慣れるまではやや低音で、ゆっくりしたペースで喋るのも有効です。

喉を開ければ(喉の蓋が開いている状態)ベストなのですが、こちらは任意に開くのはなかなかに難しいものです。一応喉の蓋は、息を吸う時に一番開きます。呼吸をしている時と同じ状態をキープしつつ発声できれば、やはりダメージは最小限に抑えられます。
今回は概要だけなので、喉の蓋の開け閉めについては、また別の機会に解説します。
0
HP掲載:2014年2月17日
文章作製:2013年11月19日