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41.声が上手く出ない原因2

声を上手く出すためにもっとも重要なのは、必要以上に力を入れないことです。力を入れすぎると、喉がつまって声がかすれ高音も出ず、喉への負担も大きくなります。女性の細い声を目指すのであっても、まずは脱力を会得してからのほうが効率が良いのです。

というわけで、本来は脱力した声から会得することになるのですが、脱力した声というのは慣れてないうちは違和感が大きいものです。
例えば、ため息やあくび、うなずきなどが脱力した声なります。このあたりの「声」というより「音」を自由に出せるようになれば、その音程と柔らかい声質は会得できることになります。

しかし、それらの声は当然いい声には聞こえません。その結果、詰りのないやわらかい声が会得できず、ずっと固い声のままで終わってしまいやすいのです。

完成形の声をイメージするのはいいことですが、まずは「適当に声を出すこと」が基礎です。粘土でものを作る場合に、粘土がかたかったらなにも作れませんよね?女性らしい声質のためにも、基礎はしっかり練習しましょう。
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HP掲載:2014年1月21日
文章作製:2013年11月8日