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26.聞くことの重要性4
前回は、ちょっと高い声くらいなら誰でも出せるという説明をしました。しかし、その能力も使いこなせるかどうかとなると話は変わってきます。“ミ”の音で単語が言えたとしても、それを意識しつづけて、ちょっと高い音程で喋り続けられるかと言うと、これは意外と難しいのです。
最初は低く聞こえてもいいので、少し高い音程に慣れる。これはとてもいい練習です。そして、その「少し高い声」を維持するために必要なものが「自分の声の音程を良く聞く」という意識ですね。
なお、人間はいつも使っている声の音程がクセになっているので、意識しなければいつも通りの低い声にもどってしまいます。自分の声の音程をよく聞いていなければ、しらずしらずのうちに、いつのまにかいつも通りの音程に戻ってしまうというわけです。
「あ、なんか声が低くなっちゃった」という状態に自分で気づけるようになれば、レベルアップは早いのです。 |
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2013年12月8日 |
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