▼Diary archive
コラム HOME女声コラム トップページ> 22.低音での練習


0
22.低音での練習

女性の声=高い声というイメージが強い為、女声の練習では、高音や裏声をメインに練習するかたが多いようです。しかし、高音を無理に出し続けても、喉が閉まってしまい、ダメージも受けやすく、なかなか声質が向上しない場合も多いのです。

こういう時は、あえて低音で練習してみることをおススメします。低音での練習にはいくつかメリットがあります。低音と高音では、基本的に低音の方が出しやすいですよね?つまり、発声練習の基礎という意味では、練習に適しています。口の開け閉めや、呼吸の練習などは、低音から進めていく方が、スムーズに技術を付けていくことができます。

また、低音は高音よりも喉がしまりづらいため、ダメージを受けづらく長時間の発声練習にも適しています。

低音での発声が当たり前に出来ないと、高音はもっとできません。低音で喉が閉まるようですと、高音ではもっと閉まります。自然な女性らしい声は、低音の応用というわけです。高音で練習するまえに、まず低音で安定して声が出せるかを確認して、不安定だったら、低音からしっかり練習するのもとても良い方法です。
0
2013年11月14日