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7.いつもと違う発声
女声を出すということは、簡単に言えば、声の出し方を変えれば出せるということになります。つまり「いつもと違った声の出し方」を意識的にできれば、女性らしい声に近づけるわけです。ですが、いつもと違った声を出そうと思っても、なかなか難しいものです。
実は、人間は日常的にいろいろな声を出しています。
しかし、そのほとんどが無意識のため、力加減を調整しているわけでもなく、また、その出している声も聞いていない(自分で認識していない)場合がほとんどなのです。
例えば、楽しい時は明るく高めの声になる人も、落ち込んでしまえば、暗く低めの声になってしまいます。遠くにいる人に声をかける場合は強めに発声しますし、逆にみみもとでささやく場合にはひそひそ声になります。ちなみに、高めの声は女性の音域に、ひそひそ声は女性らしいやさしい声質につながります。
このように、たいていの人がいろいろな声を使っていますので、無意識に使っている声を使いこなすことが、女声の習得の第一歩となります。 |
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2013年8月16日 |
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