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791.黒と白

ゲストの山口さやかさんと損保ジャパン東郷青児美術館で開催中の「オディロン・ルドン展」に行きました。黒の画家、ルドンの作品を一挙に展示された展覧会です。

損保ジャパン東郷青児美術館は新宿の高層ビルの上階にあるので、とても眺めが良いです。美術館の入り口の窓から眺める景色も必見。高層ビルの森を見ていると、大都会だな・・・としみじみ思います。

フランス抽象主義を画家、ルドンの作品は主に木炭を使用した黒と白の世界。幻想的な物語の挿絵や、神話の世界等、どこかコミカルな人物や動物、植物達の姿が印象的です。木炭画だけでなく、色彩豊かな着色画も何点か展示されています。私はどちらかというと、ルドンの着色された作品の方が好みです。パステル調の優しく複雑な色使いが神秘的で魅力です。
平日だったので会場は込み合わず、ゆっくりと鑑賞することができました。



美術鑑賞後は新宿から渋谷に移動をしました。渋谷駅近くの渋谷区文化総合センター大和田にプラネタリウムがあります。プラネタリウムの上映時間まで近くの喫茶店でお茶を楽しみ、その後、50分程プラネタリウムを楽しみました。夜空の黒と星の白い輝きを堪能しました。

渋谷のプラネタリウムと言えば、現在ヒカリエが建つところに東急文化会館があって、その建物の中に五島プラネタリウムがありました。18歳で上京した頃に、田舎の友達と見に行ったのを懐かしく思い出します。



美術館にプラネタリウム、それぞれの「黒と白」を楽しみました。
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2013年6月15日