▼Diary archive
コラム HOME美寿羽 楓のDiary archive トップページ > 650.「日本初」の場所


0
650.「日本初」の場所

ゲスト様と日本大通りに行きました。日本大通りの街路樹はイチョウ。横浜のイチョウの紅葉シーズンは11月の下旬がピークなので、11月上旬はやや色つきはじめたといった感じです。全体的に黄緑色。濃い緑やちょっぴり黄色に色づいた葉っぱが混じって、深みのあるグラデーションになっていました。



日本大通りから5分程歩いたところに、喫茶店「かをり」があります。横浜に古くからある老舗喫茶店です。横浜球場が近いこともあり、ベイスターズのお皿が飾られていました☆



ゲスト様は名物のさくらゼリーを、私はクランベリーとクリームがサンドされたビスケットを注文しました。頂いたクランベリーサンドは、クッキーの甘さが控え目でクリームと濃厚なクランベリーの味が引き立ち美味しかったです。こういったクリームサンド系は甘〜いテイストが多いと思うのですが、かをりのサンドはとっても甘さが控えめの大人味。ホットコーヒーとの相性がばっちりでした。



かをりの創業は1969年。今ではお菓子売り場と喫茶店のお店になっていますが、当時はフランス料理店としてオープンをしたそうです。また、かをりがある場所は、日本で最初のホテル「ヨコハマホテル」があった処です。ちなみに、日本大通りは日本で初めての西洋式街路。「日本初」と称する様々が大集合するこのエリアに足を運ぶと、横浜が開港の街であることを実感できますし、幕末から今日までの時の流れをしみじみ思います。

お散歩と老舗喫茶店。のんびりとした横浜らしい秋時間を楽しめました。
0
2012年11月10日