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597．レーピン展に行きました ゲストの山口さやかさんと渋谷Bunkamuraで開催している「国立トレチャコフ美術館所蔵 レーピン展」に行きました。美術大学時代にレーピンについて授業で少々学んでいたので、気になっていた展覧会でした。今回実際に作品を見ることができて嬉しいです。  さて、レーピンは数多くの肖像画を描いています。レーピンの描いた肖像画は、モデルの性格も描いている感じで、ドキッとするほど現実的で迫るものがあるような気がします。壁一面に飾られた肖像画の部屋の中央に立つと、モデルたちが一斉に自分を見ているように錯覚します。また、ちょっと怖い内容を題材にした作品もあるので、ピリリと緊張をしてしまうかもしれません。 そんな作品たちの中で今回ポスターになった「休息−妻ヴェーラ・レーピナの肖像」は、画家の妻に対する優しさが込められた作品です。レーピンの家族への愛情を作品から感じ取れます。 レーピン展は10月8日まで開催しているのでまだまだ会期があります。渋谷Bunkamuraのザ・ミュージアムは入館が18：30までと遅いので、夕方伺っても間に合う美術館。仕事帰りに美術館に立ち寄って、その後夕食を楽しむのもまた素敵な夜の過ごし方だと思いました。 |
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| 2012年8月23日 | |||