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566.早雲山散策

ゲスト様と早雲山のケーブルカー周辺散策に行きました。ケーブルカーのレールの周りには紫陽花が植えられていて、ちょうど見ごろでした。紫色やピンク糸、中には白い紫陽花もあり、色とりどりの花々を愛でることができました。路地をちょっと入ったところに隠れ家喫茶を発見。ケーブルカーがくるまでティータイムを楽しみました。手作りのパウンドケーキとアイスコーヒーは、素朴な味わいで美味しかったです。

 

 

箱根強羅駅でケーブルカーに乗って終点の早雲山駅まで。早雲山駅からの眺めは雲に覆われてどこか神秘的な雰囲気でした。自分の近くで雲が通り過ぎていくのが分かります。
駅から歩いて5分ほどのところに道了尊箱根別院というお寺があります。天狗を祀っているお寺のようで、境内に大きな天狗の像と、本堂の前には天狗の下駄が置いてあります。あまり人が来ることのないお寺のようで苔むした石畳や、さびた鐘が静かに流れる時を感じさせます。せっかくなので鐘をついてみました。澄んだ空気の中に響く鐘の音は、山々に深く響き浸透するような趣でした。

 

箱根湯本に戻り、お夕食を頂きました。今回立ち寄ったお店は知客茶家という豆腐懐石のお店です。とろろと豆腐のお料理の数々を頂けます。店内の雰囲気は昭和な感じで落ち着いていて、お店の方々の対応も素晴らしく、居心地の良いお店でした。囲炉裏の前の席でとろろ御膳を頂いました。素朴な味わいで体にも優しいお料理でした。



どこか不思議な早雲山でした。

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2012年7月9日