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517.毛利家の至宝

ゲストの山口さやかさんとサントリー美術館で開催中の【毛利家の至宝-大名文化の精粋-】を見に行きました。
サントリー美術館は六本木のミットタウンの中にあります。なんでここで毛利家かというと、ここが江戸時代に長州藩毛利家の下屋敷があった土地だからです。



山口県にある毛利博物館で保管をされている毛利家の貴重な宝物が数多く展示されていました。中でも私が興味津々で見たのは、豊臣秀吉が書いた(とされる)手紙(巻物?)です。秀吉が自分の命が短いと察した時に、自分の子供の将来を心配して毛利や徳川等に書いた「お願い」のようです。どの時代でもどんな立場でも、子供の将来を心配する親心は一緒なんですね。
入ってすぐに展示されている甲冑武具も注目ポイントです。なんだかお殿様自ら来館者を招いているような位置に展示されているのでドキッとします。
雪舟等楊が描いた国宝「四季山水図(山水長巻)」の一挙公開されていました!全長約16メートルの水墨画です。雪舟芸術の最高傑作と言われています。まるで春夏秋冬をテーマにした小説を読んでいるような巻物でした。


こちらの企画展は会期は2012年5月27日までです。開館時間は10:00〜18:00で、金曜日と土曜日は20:00まで開いています。仕事帰りでも立ち寄れる時間なのが嬉しいですね。


ミッドタウンは以前、NHKのブラタモリでも特集をしていました。番組の情報によると確かお殿様がいらっしゃったお部屋は、ミッドタウンの中ほどにあるエレベーター近くだったと思います。エレベーターの近くにインフォメーションセンターがある場所です。美術館で毛利の世界に浸った後、お殿様がどこなのか探すのも余韻に浸れてGoodですよ☆

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2012年5月3日