ゲストの山口さやかさんと大倉集古館の【蒐めて愉しむ　鼻煙壺 -沖正一郎コレクション展】に行きました。大倉集古館はホテルオークラ東京の敷地内にある実業家・大倉喜八郎が設立した日本で最初の私立美術館です。絵画関係の美術展にはよく行く私ですが、壷や彫刻等の展覧会に行くのは稀なので、新鮮な感覚で楽しめました。

鼻煙壺（びえんこ）とは香料などを調合した粉末状のものを鼻孔から直接吸引する嗅ぎたばこを入れる壷です。今回はその壷のコレクション展です。主に中国の名品だそうです。可愛らしく繊細な着色や彫刻が施されたカラフルでバラエティに富んだデザイン壷で、一見すると香水瓶のようにも見えます。膨大な数が展示されていました。この数を沖正一郎さんお一人で収集されたのだと思うと凄いことだと思います。
その他、大倉コレクションの中国明・清時代の美術品も展示されています。国宝の【普賢菩薩騎象像】は必見です。



その後、ホテルオークラの１階カフェで喫茶を楽しみました。ホットココアを注文したところ、なんとポットで登場。これで一人分です。ティーカップ３杯分はあるほどの量でした。濃厚で味わい深いココアですごく美味しかったです。添えられた生クリームを入れて味に変化をつけて楽しめました。ホテルオークラのホットココアはとても美味しいですヨ!!



レトロな建物で美術鑑賞と喫茶が楽しめた優雅で贅沢なひと時でした。