▼Diary archive
コラム HOME美寿羽 楓のDiary archive トップページ > 424.魅惑の芸術・千年の都


0
424.ヴェネツィア展 −魅惑の芸術・千年の都−

ゲスト様と江戸東京博物館で開催中の「ヴェネツィア展 −魅惑の芸術・千年の都−」に行きました。



ヴェネツィア展、めちゃくちゃ豪華でした。
当時の人々の暮らしや芸術に対する関心が作品から感じられる展示内容でした。贅沢な暮らしをしていたのは一部の貴族たちだったのかもしれませんが、豪華絢爛な生活ぶりに驚きました。

素朴に驚いたのが、ヴェネツィアには車がないということです。街にある道は歩道のみ。
特別出品作品にヴィットーレ・カルパッチョの「二人の貴婦人」が展示されています。ヴェネツィア絵画史の中で特に有名な作品です。大変貴重な絵なので、立ち寄った際には必ず見たい作品です。

絵画・食器・ガラス細工・航海に関するさまざまな道具など、いろんなジャンルの作品が展示されています。絵画は比較的大きな作品が多く、見ごたえ十分です。絵の隣に今のヴェネツィアの街の写真が一緒に展示されているので、比較する面白さがありました。町並みがほとんど変わっていないのが凄いです。
さすが世界遺産。

江戸東京でなぜヴェネツィア?という疑問を持ちましたが…そういえば、江戸は都市の水道網がすばらしかったとテレビ番組で見たことがあるので、水繋がりなのかな〜…と思いつつ。

箱根にある箱根ガラスの森美術館にもヴェネツィアにちなんだ作品が数多く展示されています。何度かこちらの美術館にも立ち寄ったことがあり、懐かしく思い出しつつ、今回の江戸東京博物館の展示を鑑賞しました。

0
2011年12月3日