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270.ど真ん中にある美術館 −三菱一号館美術館−

三菱一号館美術館にゲスト様と行きました。
こちらの美術館では只今、【カンディンスキーと青騎士展】が開催されています。



三菱一号館は三菱が東京の丸の内に建設した初めての洋風事務所建築で歴史的に見ても貴重な建造物。隣は皇居という、まさに東京のど真ん中にある美術館です。当初は三菱合資会社の銀行部や事務所が置かれた建物で、今日では美術館としても利用されています。
美術館として作った建物ではないので、フロアも大型の美術館のように大きくなく、小さな部屋にそれぞれ作品が展示されているような感じです。美術館といえばシーンと静まった館内なのですが、三菱一号館の床は当時使用をしていたものと同じ木材(だったように記憶をしているのですが・・・違っていたらすみません)を使っているようで靴音が響きます。それもまたこの美術館の特徴でもあり、歴史でもあり、魅力だと感じました。

場所柄、美術館に来ている方々も、40代以上で上品なセレブの方々が多かったように思いました。学生さんや若い方はあまり見かけませんでした。
三菱一号館美術館は閉館時間が比較的に遅いので、仕事帰りに立ち寄れるのも嬉しいポイントです。
カンディンスキーの作品の数々を鑑賞し、その後、中庭にあるお洒落な喫茶店に立ち寄りました。
レトロなレンガ作りの三菱一号館と中庭を眺めつつ頂くホットティーが美味しかったです♪



三菱一号館美術館の次回の展覧会は【マリー=アントワネットの画家ヴィジェ・ルブラン」展 華麗なる宮廷を描いた女性画家たち】です。会期は2011年3月1日(火)〜5月8日(日)です。
女性気分で鑑賞をするのであれば、こちらの展覧会の方が気分が盛り上がるかもしれません。
上品でハイセンスなお衣装と大人メイクで楽しみたい、ハイカラな美術館でした。

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2011年2月12日