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227.時が止まった工場地帯 −鶴見線−

過日、鉄道に詳しいゲスト様より「鶴見線ってちょっと変わっていて興味深い」と伺っていたことが気になっていました。先日、他ゲスト様と鶴見にお散歩に行く機会があったのでご提案をしたところ、乗ってみようということになり、トライしてみました。



鶴見線は鶴見から京浜工業地帯へ向かう短い路線です。鶴見駅を出発してしばらは住宅街を走るのですが、進むにつれて工場地帯に入り左右に大きなコンビナートが広い空間の中にドドンと並びます。日曜日ということもあり駅は閑散としていて、なんだか寂しい感じでした。
終着駅の扇町は無人駅。野良猫ちゃんが改札口でのんびり昼寝をしているのどかなところでした。周囲は大きな工場の建物やトラック、電車の停留所があるのですが人はいないし、何も動いていません。時間が止まっているようなちょっと不思議なところでした。

乗車する人もまばらで、多くが鉄道大好きの男性のようです。皆さんカメラ片手に電車や駅を撮影ていました(私達、かなり浮いていました^^;)。電車から降りても、皆さん電車やホームを撮影していて改札から出ません(苦笑)。電車は扇町駅で15分ほど停車して折り返しで鶴見駅に向います。皆で仲良く電車に乗って鶴見駅に帰るような流れでした。



夜になれば、工場地帯の神秘的な夜景も楽しむ事ができそうです。
ちょっと物悲しい日曜日の静かな工場地帯。不思議な路線でした。

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2010年11月30日