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11.芸術空間の中の女装

横浜美術館にゲスト様と行きました。当館は年間を通して貴重な企画展が開催される日本でも人気の美術館です。特に海外の作品展示(ヨーロッパの作品)が多く、そこには開港の町YOKOHAMAらしさが感じられます。


当館では2010年3月20日〜6月13日まで【ポンペイ展】が開催されています。ローマ帝国が最盛期に向かいつつあった時代の壁画や食器など、その当時生活をしていた人たちの息吹を感じる作品が多数展示されていました。
作品の中には「スキロス島のアキレス」(アキレスが女装をしていたことがばれてしまうシーン)や当店の店名の由来になっている「アルテミス」など私にとって馴染み深いテーマの壁画もあり、どきどきしながら鑑賞しました。


複数のゲスト様が同じ企画展の観賞をご希望されることもあるので、期間中に何回も足を運ぶこともあります。不思議なことにご一緒する方が異なると、同じ作品を見ていても見る視点が異なるので、そのたびことに新しい発見と気づきがあります。
また、私にとって女装は芸術表現。女装をして美術館に行くことは、ご本人も含めて全てが芸術に包まれる最高の美の空間だと私は思います。


美術館はより感性を豊かにしてくれるパワースポット。美術館は何回行っても飽きません。いろんな美術館に女装子さんとご一緒できたらとても幸せです。
2010年5月19日