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7.異性装の評価に見る国情の違い

日本には異性装を受け入れやすいものとしている既成の文化があります。以前述べたように、歌舞伎などがその良い例です。それでは海外ではどうでしょうか?タイと言う国は、日本以上に男性が女性として生活をしていく事に寛大な国です。同性同士の結婚もしばしばあるようです。一方ヨーロッパではどうかと言えば、多くの国で異性装には厳しい見方がなされると言われています。

何年か前に宝塚歌劇がヨーロッパ公演を行う事になったのですが、風俗演劇扱いとされるため、公演を取りやめたという事件がありました。同じアジア圏にある韓国や、表現の自由が保証されていると見られるアメリカなどでも、意外に異性装には厳しい目が向けられるようです。

文化の違いと共に、宗教的な要素も色濃く反映されているのでしょうか?大変興味深い事柄ですので、更に追求をしていきたいと思っています。