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17.女神との対話

仕事で、家庭で…ストレスや悩みを感じる一瞬が誰にもあるはずです。そんな時、悩みの種を全く別の切り口から見てみると、アラっと思うような答えが見付かる場合があります。

人はなかなか第3者の心で物事を考えることが出来ません。それは、多分自我意識を強く持ちすぎてしまうためだろうと思います。例えば、会話。どうしても会話が上手に出来ないことに悩んでいるあなた。でも実際には誰しもが『ああ、本当はこんなことを言うつもりではかったのに…』と後悔をする経験を持っています。 ですから『会話をもっと上手に…』と願っているのはあなた一人ではありません。

そんな時にはもう一人の自分を意識しましょう。言葉にする前に、この言葉を相手に話しても大丈夫?ともう一人の自分に聞いてみることです。初めのうちはそんな面倒くさい事は出来ないと思うでしょうが、やっているとやがては慣れて、無意識にそういう話し方が出きるようになるものです。言葉をあまり考えること無くズバッと発してしまうのではなく、一瞬言葉を確認してから口に出す癖をつければいいのです。そんな努力が新しい思考過程を生み、別の視点から物事を見つめることを可能にし、ご自分の人生の幅を広げることに繋がっていく事でしょう。

ところで日頃私が申しますように、女装はあなたがもう一人の自分を創り出す事のできる有力なパスの一つです。そんなことを言われても、もう一人の自分なんて意識できないと思わ勝ちですが、女装ッ子さんのあなたの中にはすでにもう一人の自分がいるのです。女装をしている時の女性としての自分、その人こそがもう一人の自分なのです。男性として生活をしている時、女性としての分身は常にご自身の側にいて、そっと見守っているのです。

女装とは、ご自身が思い描いている理想を形にした状態です。素敵なお衣装を身にまとうステキな女性、仕事や家庭からのストレスの全く無い世界に住んでいる・・・いわば理想郷にいる女神のような存在です。

心の中の女性、ご自身の分身にそっと語りかけてみましょう。きっと微笑みながら、ステキなアドバイスを与えてくれるはずです。