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10．名刺で広がるお友達の輪 純女の場合名刺を持ち歩くことは殆どありません、というより名刺を作っていることのほうがまれなのに対し、女装っ子さんの場合には多くの方がご自身の名刺を持っていらっしゃいます。男性は仕事の関係で名刺を持ち歩くことが多いので、その習慣が女装社会でも生かされているのでしょう。 専らインドア派の方には必要ないのですが、外出を頻繁にされてイベントとかＢＡＲなど社交的な場によく行かれる方は、女装名刺をお持ちになっていることが特に多いようです。 女装名刺には大抵の場合電話番号は記されていなくて、その代わりにお写真が印刷されています。電話となるとタイミングが悪い場合には困ってしまうのと、ボイストレーニングをされていない方としては男性の声になってしまうので、女性らしく振舞いにくい為だろうと考えられます。また実社会では気軽にちょくちょく会うようなことは難しく、主にＨＰ上やメールなどでお話を交わすお付き合いが多くなる中で、ご自分の顔は覚えて貰いたいとの希望をもたれる為、そのような形式の名刺が使われるのだと思います。 純女世界ではお友達同士が名刺を交換する行為はほとんどありませんが、プライベートで女装っ子さんが集まる場所にいく時には私も名刺を交換させて頂くことがあります。顔を覚える為ということもありますが、名刺を頂くと｢お友達になれた感じ｣がするからです。長い月日がたっても、名刺を頂いた方とは次にお会いするときにすぐに誰かわかりますが、名刺交換がなかった場合には、思い出すのに少々時間がかかります。名刺はお友達を作る際にとても大きな手助けをしてくれます。 特に外出がお好きな方、ご自身の名刺を作ってみてはいかがでしょうか？ |
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